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封禅玉冊に見る中国古代の政治哲学「以徳配天」
はじめに 台湾の故宮博物院には、中国史上極めて貴重な宝物が所蔵されています。唐の玄宗皇帝と宋の真宗皇帝が封禅の儀式で使用した「封禅玉冊」です。この玉冊は、単なる…
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張儀の欺瞞的手法の連横戦略「商於の地六百里を献上する」実際は六里だけ ミーユエ23話
事件の概要 当時、斉と楚は同盟を結んで秦に対抗していました。 公孫衍は楚への出兵を主張していましたが、この状況で戦争になるのは秦にとって不利だと考えた張儀は 斉…
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張儀、美人計を用いて楚と魏の同盟を破壊「心を攻めるが最上」弱点を利用し最小の代償で同盟破壊 ミーユエ10・11話
背景 当時、楚と斉の同盟は合縦計画の中で最も強力な勢力であり、秦にとって最大の脅威となっていた。張儀は「商於六百里の地」と秦の美女を餌に、楚の懐王を誘い出し斉と…
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大宋宮詞47話 封禅の儀と玉冊 – ドラマから歴史への旅
ドラマで描かれた封禅の儀 中国歴史ドラマ「大宋宮詞」第47話では、宋真宗趙恒が封禅の儀を執り行うため、一行が泰山に到着する場面が描かれていました。 封禅とは、皇…
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【ミーユエで話題】秦恵文王の後宮が語る戦国時代の外交戦略とは?婚姻同盟の真実
中国ドラマ「ミーユエ~王朝を照らす月~」で注目を集める秦恵文王。実は彼の後宮構成を見るだけで、戦国時代の国際情勢が丸わかりなんです。 なぜ王の妻たちに注目するの…
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「執」という字に込められた想い – 蘇義簡の最期に見る人生の意味 大宋宮詞59話
法と忠義の狭間で 蘇義簡は将来の宋のため、法に基づいた処刑を自ら望んでいた。 彼の命を救おうと劉娥(皇太后)は必死に手段を探したが、有効な方法は見つからなかった…
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ミーユエ19話 夫人たちが体現する古代中国の興亡史
中国の大ヒット歴史ドラマ『ミーユエ〜王朝を照らす月〜』。その19話には、一見すると後宮の女性たちの権力争いに見えるシーンの裏に、驚くべき歴史的な仕掛けが隠されて…
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古代中国の神秘的な図案「河図」「洛書」- 瑞祥のシンボル ドラマ大宋宮詞52話
古代中国において、天からの吉兆を示すシンボルとして崇められた「河図」と「洛書」。 これらは単なる図案ではなく、 宇宙の真理を表現した神聖な象徴として、 皇帝や為…
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及笄jí jī(きゅうけい)の礼:古代中国の女性の成人式 大宋宮詞44話
中国の歴史ドラマ『大宋宮詞』第44話で描かれた寿康公主と耶律宗願の恋愛エピソードは、 実は創作だったということをご存知でしょうか。 今回は、このドラマのエピソー…
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中国時代劇「ミーユエ」から読み解く古代の病気 – 秦王嬴駟の死因をツツガムシ病から考察する
はじめに 中国の宮廷ドラマ「ミーユエ」は、戦国時代の秦国を舞台にした歴史大河ドラマです。 この作品を医学的視点で見ると、現代の知識では説明可能な病気が描かれてい…
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冒頓単于の帝国と漢の逆襲 – 古代シルクロードの始まり
中華統一から分裂へ – 北方遊牧民の台頭 紀元前221年、秦の始皇帝が中国統一を成し遂げたとき、北方の匈奴は秦の強大な軍事力に押されていました。 し…
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ドラマ「大宋宮詞」と越人歌の美しい重なり ピンインと解釈
中国の歴史ドラマ「大宋宮詞」では、主人公・趙禎と曹汝の切ない恋物語に、古代の名詩「越人歌」が効果的に用いられています。 物語の背景 許婚の郭清悟がいるにもかかわ…