屈原『離騒』の詩を借りて、作者が思うところの雍正帝の信念が語られています
恐年岁之不吾与
歳月が私を待たないのを恐れる
雍正帝は、自分の地位を盤石なものにする為、遺言に関わる人たちを次々に粛清していきます
それは、皇帝の地位に固執したかったのではなく、
理想の政治をするという信念があったのだと語られます
长太息以掩涕兮 哀民生之多艰
長いため息をつき、大粒の涙が流れ落ちるのを止められず、
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民衆の生活がいかに苦しいかを嘆いていた。
岂余身之惮殃兮 恐皇舆之败绩
私は我が身が災難に遭うことを恐れているのではない。
私が恐れているのは、結果として国が滅びることである。
朝饮木兰之坠露兮,夕餐秋菊之落英
朝は木蓮から滴る露を飲み、夕べは秋菊の落ちた花びらを噛む
自らを修め律します。高い志を持ち、世俗にまみれないようにします