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月に咲く花の如く 遊牧民との交易で栄えた泾陽(涇陽)の国策茶「茯茶(フーチャ)」

遊牧民と定住民の交易

ドラマ「月に咲く花の如く」は涇陽(今の咸陽)で大商家である呉家東院の女主人のお話です。

涇陽になぜそのような大商家ができたかというと、

遊牧民は狩猟によって動物性タンパク質を得ることができますが、穀類などの糖質を得ることができません。また脂肪分の多い肉類や乳製品の多い食生活のためにお茶を飲んで健康を維持することができるそうです。また、毛皮を取ることはできても、畑が無いので、綿製品や絹製品を作ることができません。

そこで遊牧民相手に、穀物や、お茶、綿や絹の布地を売る商売が泾阳(涇陽・今の咸陽)で栄えたのです。

茯茶(フーチャ)とは ウィキより

茯茶(フーチャ)は、中国北西部に暮らす遊牧民の為に生産されている「国策茶」である。その独特の発酵方法が中国の国家無形文化遺産に指定され、国を挙げて大切に守られている。国家から任命指定された工場以外は、茯茶の製造が許可されていない。

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茯茶とは中国湖南省益陽県でのみ製造され、茯茶は別名「削胃茶」とも呼ばれ、その意味するところは「食べた油を流す」である。遊牧民は脂肪分が多い肉類や乳製品が中心で、野菜が不足がちな食生活だが、彼らはこの茶を飲むことで健康を維持することができているとされる。遊牧民たちは、「寧可三日無糧、不可一日無茶(三日食べ物がなくても、お茶は一日も欠かすことができない)」と言う。

茯茶は緑茶と同じカメリア・シネンシスという茶葉から作られている。茶葉は微生物の力でじっくり自然発酵され黒茶の代表的な種類である。

茯茶は1年から1年半の時間をかけて、20数回もの製造工程を繰り返す。その過程で「金の花」と呼ばれる黄色い粉を吹くのが特徴である。この「金の花」は麹菌の一種で、他の茶はもとより他の黒茶には無い茯茶独特の発酵が行われている。

泾阳茯砖茶をいただきました

写真のものです。

現代日本の生活習慣病に良いそうです。

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