解憂(かいゆう)
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コウラン伝12話 秦に攻められた韓は上党を趙にわたし、趙と秦を戦わせて生き延びようと考える
秦に4年間攻められ韓は困っていました。秦の軍隊が、上党の地に迫ると、韓は一旦は、秦に上党の地を渡して和睦しようかと考えましたが、上党の地を秦に渡して和睦したとこ…
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里防制とは 唐の都市計画 宋時代の商品経済の発展により、時代に合わなくなる 孤城閉6話
長安の街は住宅街と商業区がわかれていた 中国古代都市は住宅地としての複数の囲われた「里」と、商業や手工業は地区である「市」に分けられていました。 支配者の宮殿や…
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衮冕とは 大廟に入る皇帝の正装 劉娥は皇帝にしか入れない大廟に入りたいと仁宗に難題を押し付ける 孤城閉6話
衮冕とは 衮冕は、古代中国の皇帝の正装であり、祭天や宗廟などの重要な祝典の際に着用される礼服です。 衮衣と呼ばれる衣服と、冠である冕(礼帽)からなっています。 …
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ミーユエ25話 魏は楚と秦を仲違いさせ義渠と挟み撃ちにしようと考える
魏は、まず、秦と楚の同盟をこわし、秦を孤立させた上で義渠と結んで秦をせめようしました。 そのために、楚から来た夫人を殺害しようとしたり、後宮では、楚から来た夫人…
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和氏の壁 故事とその教訓をどう考えるか 張儀曰く石より人が大切 ミーユエ37話
壁とは 壁とは、形状は円盤状で、中心に円孔を持つ玉のことをいいます。 璧は日月を象徴する祭器として、祭礼用の玉器のうち最も重要なものとされました。 画像は台北故…
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故宮博物院 玉冊 北宋真宗大中祥符元年 の説明と「敬天法祖」「以德配天」とは
以下は故宮博物院の北宋玉冊の説明文の和訳です。 玉冊は、古代の書写に用いられた竹簡を模した玉の冊子です。この玉冊は、北宋真宗が大中祥符元年(1008年)に泰山の…
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ミーユエ23話 合従連衡 張儀、合従を崩す 斉と楚の同盟を壊す
張儀は楚に対し商・於の地六百里四方 『商于六百里 shāng yú liù bǎi lǐ』を割譲するから、斉との同盟を破棄して欲しいと口頭で申し入れました。 商…
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ミーユエ10・11話 合従連衡 張儀による合従崩し 魏と楚の仲をさく
「合従」とは、中国,戦国時代に,蘇秦(そしん)が唱えた,秦(しん)に対抗するための攻守同盟のことです。韓・魏(ぎ)・趙(ちよう)・燕(えん)・楚(そ)・斉(せ…
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大宋宮詞47話 封禅(ほうぜん)の儀で使われた玉冊が台北の故宮博物院にあった
封禅(ほうぜん)の儀を執り行うため、趙恒(ちょうこう)ら一行は泰山(たいざん)に到着します。 封禅の儀式で使われた玉冊が台北の故宮博物院にありました。 宋 真…
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ミーユエ 合従連衡とは 「連衡」の策のための恵文王(在位337-311年)の後宮
恵文王の皇太子時代の後宮は、魏を中心とした黄河流域の近隣の姫たちで構成されていましたが、恵文王の父の時代に、秦は商鞅を迎えて国力を上げてきました。周辺諸国は次第…
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蘇義簡の人生をかけた言葉「執」と幸九を考察してみた 大宋宮詞59話
蘇義簡は将来の宋のために法に基づいた処刑を希望しており、劉娥は彼の命を守る手段を探していますが、有効な方法は見つかりませんでした。 劉娥は蘇義簡のために絹の上着…
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ミーユエ19話 恵文王(始皇帝の曽祖父)若き頃の後宮 唐夫人 虢美人 樊少使 衛良人
『ミーユエ』19話は、秦の後宮を舞台にうつします。後宮にはすでに黄河流域の国から送られてきた夫人たちが存在しています。彼女たちは架空の人物ではありますが、その出…