宮廷女官若曦
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屈原『離騒』宮廷女官若曦で語られる雍正帝の政への姿勢
屈原『離騒』の詩を借りて、作者が思うところの雍正帝の信念が語られています 恐年岁之不吾与 歳月が私を待たないのを恐れる 雍正帝は、自分の地位を盤石なものにする為…
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若曦のつぶやき「牡丹亭」評価されずに朽ち果てる無念
蒙古塞外遠征での宴席の後、若曦は「牡丹亭」の1句をつぶやきます。 「牡丹亭」最初部分のあらすじ 高官の家柄に生まれた十六歳の、美しい少女がいました。 両親からは…
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若曦 最後の手紙の出典・解説と意訳 互いに想い合いながら運命に裂かれて
若曦最終章 若曦は、雍正帝に手紙を書きます。 しかし雍正帝からは何の便りもありません。 彼は会ってくれない 、私を許してないんだわ。 最後にひと目会うことすら拒…
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嵆康(けいこう)jī kāng とは 第十三皇子と若㬢が堅い友情で結ばれるきっかけとなる人物
「嵆康 の信奉者」 第十三皇子に若㬢が聞きます。 「あなたも嵆康 の信奉者?」 「当然だ 彼は古くからの儀礼に縛られなかった 君の言う“幸福になる権利”を求めて…
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既来之,则安之 「ここに来たからには、落ち着け」宮廷女官若義
既来之,则安之, 「夢に迷い込んでしまって 現実に戻りたいのに目が覚めないのです」という若義に対して、第四皇子が答える言葉。 既来之,则安之,を調べてみた 中国…
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木强则折 「木強ければ壊れる」宮廷女官若㬢
若㬢と第四皇子の出会い 現代社会に帰りたい若㬢は、またしても第四皇子の馬の前に飛び出してしまいます。 生きるために死のうとする矛盾した行動する若㬢。 「見透かさ…
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「宮廷女官若曦」主題歌「一念执着」 日本語意訳と歌詞ピンイン
あなたを深く愛するようになった 男:最初に出会った瞬間からあなたを深く愛するようになってしまった そんなのは、蛾が炎に吸い寄せられるような運命となるに決まってい…
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「宮廷女官若曦」主題歌における一念執着
一念執着とは 人が誰かや何かに対して強い信念や感情的な執着を持ち、 その執着が持続的で深く、変えたり手放したりすることが難しいこと。 仏教に由来する言葉 原義は…
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「譬如昨日死」第8皇子の言葉の出典は 『命自我立』(自分の欠点を知り正して行く)「宮廷女官若曦」
宮廷女官若曦 第8皇子との最後の別れ 若曦は、紫禁城から出るために、第14皇子に頼み、側室として紫禁城から出ます。 門の外には、第8皇子が待っていて最後の別れを…
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王維 詩中に画あり 『草の緑は 染むるに堪え 桃の紅は 燃えんと欲す』輞川別業 ドラマ「宮廷女官若㬢」
雨中草色綠堪染,水上桃花紅欲然 yǔ zhōng cǎo sè lǜ kān rǎn “草の緑は染むるに堪え shuǐ shàng táo huā hóng …
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六州歌頭·少年侠气 の解説 第14皇子の嘆き(正義感に満ちた自分がなぜ) 「宮廷女官 若曦」
宮廷女官 若曦(步步惊心)最終話 九王奪嫡という康熙帝の世継ぎ争いに負けた第14皇子は、剣舞を舞い、雍正帝にあてつけするために、若曦とわざと親密なふりをして、一…
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夜書所見 (宮廷女官若曦が現世に戻れない嘆きを宋詩に込めた)の解説
夜書所見 萧萧梧叶送寒声 xiāo xiāo wú yè sòng hán shēng 江上秋风动客情 jiāng shàng qiū fēng dòng kè…