解憂(かいゆう)
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漢書宣帝紀によれば皇帝の徳が高ければ天から甘露が降る 故に劉娥は甘露を飲むドラマ大宋宮詞35話
劉娥は安産祈願のために訪れた寺で民衆を謁見した際、ある女性から「男児を授かる」と甘露(かんろ)を渡されました。 危険を感じた楊美人に口にすることを止められました…
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大宋宮詞 32話 天書が降ったって本当?趙恒の年号大中祥符とは?黄鶴楼の由来とは?
天書が降ったって本当? 遼とセン淵の盟を結んだことで宋王朝の権威が失墜したと考えた宋王朝官吏は、鶴が飛来して火玉と天書を落とすというショーを行なった。 天書には…
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燕雲台41話 耶律賢の遺言『大学之道、在明明徳、在親民、在止於至善』の意味とは
耶律賢は死期の迫った床から長男を呼び、将来明君になるために次の言葉を胸に刻めといい残します。 大学之道、在明明徳、在親民、在止於至善。 dà xué zhī d…
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大宋宮詞32話 大学・中庸の名言「格物知至」とは何を意味するか?
子供のいない趙恒(ちょうこう)は冀(き)王・元フンの子供たちの様子を見に行く。そこで冀(き)王・元フンの三男が大学を一生懸命暗唱しているのを聞きます。「格物知至…
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下関 料亭春帆楼 日清講和記念館で出会った李鴻章の書に感慨に耽じた
なぜ下関で講和条約が結ばれたのか 下関が講和会議の地に選ばれたのは、日本の軍事力を誇示できる最適な場所であったからだそうです。日本の近代軍船が狭い海峡を通過する…
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川島芳子と旧制松本高女:清朝のお姫様の通学と退学の謎、そして肅親王善耆の詩
川島芳子の通った旧制松本高女 川島芳子は、 川島家のあった長野県松本市浅間温泉から旧制松本高女、現在の蟻ヶ崎高校に馬に乗って通っていました。 松本市民は、さすが…
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失地の皇帝 衣冠の様式 鳳袍(ほうほう)帝王は冠に玉を垂らし邪悪を見なかった 大宋宮詞31話
黄帝の子孫は宋の皇帝なのか遼の皇帝なのか 耶律留守(やりつるす)は新鄭(しんてい)で黄帝を参拝すると宣言しました。 宋の朝廷は危機感を覚えますが、阻止する策を思…
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川島芳子の墓のそばにある肅忠親王善耆の書 ここで故人を偲んでください
肅親王 鉄帽子王とは 初代肅親王は、清朝2代皇帝ホンタイジとウラナラ氏との間の長子になります。 清朝建国に際して。殊勲を立てたヌルハチ一族の8人は、最高の皇族と…
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大宋宮詞31話 冀王・元フンは王維の「雪渓図」を模写する 趙恒は「終南山の詩」を歌う
冀(き)王・元フンはなぜ王維の雪渓図の模写に励んでいるのか 30話で生まれたばかりの男児を趙恒に取り上げられて、冀(き)王・元フンは趙恒から謀反の疑いをかけられ…
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詩経 我に投ずるに桃を以てすればこれに報ゆるに季を以てす ドラマ大宋宮詞30話
黄帝(軒轅(けんえん)帝)とは 漢族最初の統一国家を建設したと伝える伝説の王。 前漢の『史記 』は黄帝を五帝の第一とし,彼から中国史を記述しはじめている。 養…
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川島芳子の墓参りに行ったら、川島浪速とともに合葬されていた。そばに肅親王善耆の書があった
川島芳子の墓はどこにあるのか 川島芳子の墓は、長野県松本市正麟寺にあります。 川島浪速の墓に合葬される形です。 2023年、3月「川島芳子を偲ぶ会」のメンバーに…
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川島芳子の姪で、川島の養女となった愛新覚羅廉lü 日本名川島廉子の生涯の本「望郷」
川島廉子さんの生涯 肅親王家の王女として生まれ、川島家の養女になって満洲国国防婦人会で活躍したが、敗戦で満洲国は崩れ去り、財産没収、国民党支配下で生活の貧しさを…