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川島芳子の姪で、川島の養女となった愛新覚羅廉lü 日本名川島廉子の生涯の本「望郷」

川島廉子さんの生涯

肅親王家の王女として生まれ、川島家の養女になって満洲国国防婦人会で活躍したが、敗戦で満洲国は崩れ去り、財産没収、国民党支配下で生活の貧しさを味わう。

共産党政権の下では、王族出身で日本協力の経歴から不良分子とされ強制労働を強いられる。文化大革命では親族が投獄され、自身も「日本人のスパイだ」と糾弾の中怯える毎日を過ごす。

1981年日本に帰国。1994年永眠。

書籍「望郷」

川島廉子さんの娘さんが書き表した。

北京生まれ北京育ちの娘さんは、毛沢東下の中国で生きていく中で、母親の出自のために、進学などいろいろ差別を受けてきたため、母親を恨んでいた時期もあった。

しかし母親は、清朝王女として生まれ、日本で育てられ親日派にならざるを得なかった。終戦後、多くの人が、海外に逃れた。その中で母親は中国に残り、祖国の独立を喜び、新しい中国のために働きたいと願ったのに、30年間にわたって苦しみを嘗め尽くして、ついに、67歳で日本に帰国した。

川島廉子さんの娘さんである川島尚子さんは母親の悲劇を繰り返さないために執筆したという。

 

「望郷」は日本への望郷なのか、中国への望郷なのか、私にはわからない。

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