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詩経 我に投ずるに桃を以てすればこれに報ゆるに季を以てす ドラマ大宋宮詞30話

黄帝(軒轅(けんえん)帝)とは

漢族最初の統一国家を建設したと伝える伝説の王。

前漢の『史記  』は黄帝を五帝の第一とし,彼から中国史を記述しはじめている。

養蚕・衣服・舟運・牛馬車・文字・喪制・音律・医学など,すなわち人類文化を創造したと言われる。

中国古代の諸王朝や諸侯などはすべて黄帝より出たものとされている。

なぜ、耶律留守(やりつるす)が新鄭(現在の鄭州市)で黄帝を参拝することが宋皇帝にとって許せなかったのか

もし耶律留守の参拝を認めれば、遼の皇帝が中原の皇帝と認めたことになってしまうから。

また宋王朝の正当性にも関わるから。

そこでなんとか耶律留守を新鄭にいかせまいと足止めしようと考えます。

しかし、廷臣の誰にも良い案が浮かばない。

ドラマでは、劉娥(りゅうが)は耶律留守から趙吉(ちょうきつ)の遺品と蕭(しょう)皇太后からの手紙を受け取りました。

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しかし、趙吉は実在の人物ではないそうです。

劉娥はこれに報いるべく鳳袍(ほうほう)を仕立てるために5日間の猶予を求め、耶律留守は了承し、足止めに成功しました。

投我以桃、報之以李 「詩経」(しきょう)

我に投ずるに桃を以ってすれば、これに報ゆるに李(すもも)を以ってす
(われにとうずるにももをもってすれば、これにむくゆるにすももをもってす)

どんな些細な恩義でも、受けた恩義には必ずお返しをする

テレビの字幕ではすももでなくて玉となっていますが、玉yùでなくて李lǔと言っているように聞こえたのでこうしました。

違ってたらごめんなさい。

劉娥はこの言葉をもって、皇太后に恩をお返ししたいから鳳袍を作るという言い訳を作って猶予をもらいました。

その間に皆で策を講じることにした。

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