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「永遠の桃花」主題歌中の「春の泥」とは清朝末期の役人の(我花落ちるとも春の泥になりて次の花を潤す)という詩から来ている

「春の泥」を日本語辞書で調べると

春の、雪解けや霜解けなどによってできたぬかるみ。

季語 春 となっていますが、

中国語で出典を調べると

落花本是无情物,化作春泥还护花

luò huā běn shì qíng wù , huà zuò chūn hái hù huā

散る花は無情なものだが、花を守るために春の泥になる

から来ています。これは

清朝末期の役人龚自珍の詩「己亥杂诗」が出典です

落花本是无情物,化作春泥还护花とは

落花は無常だ。しかし、枯れても春の泥になって花を守る。

大地に栄養を与え、次の季節に花を咲かせるのだ

落花は、美しい春の花(次の世代)を育てることをいとわない、

自分が香りたいために長く止まるのではなく

ただ次の花を守るために。

己亥杂诗の鑑賞

この詩は清朝末期の役人龚自珍「己亥杂诗」の第五首で、

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公職を辞して都を去る彼の心境を詠んだものです。

彼は長年都に住み、旧友や自分の今までの人生、仕事を考えると別れは悲しかった。

しかし今や私は檻の束縛から逃れ、外の世界に出る

そうすれば、他のことをすることができるのだ。

自分は散りゆく花だ。しかし次の世代のための栄養になろう

「春の泥に変わることで、花はさらに守られる」

彼は公職を離れたとはいえ、国の行く末を案じています。

龚自珍の思いは叶ったか

アヘン戦争勃発後、彼は上海駐在の江西省総督に何度も手紙を書き、

国事を論じ、部下に加わりたい。

助言をしたい、後進を育てたいと望みました

しかしながら彼は間もなく死去し(享年50歳)、

彼の社会的理想を実現する方法は何も与えられませんでした。

また何も残すことはできませんでした

 

「三生三世十里桃花」での意味

この世での深い感情や愛情、辛い思い出は全て春の土に落ちる

しかしそれが次の世での花を咲かせる。

愛に伴う犠牲と献身、そして痛みを経験した後に、より深い感情的なつながりができる

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