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王維 詩中に画あり 『草の緑は 染むるに堪え 桃の紅は 燃えんと欲す』輞川別業 ドラマ「宮廷女官若㬢」

雨中草色綠堪染,水上桃花紅欲然

zhōng cǎo lǜ kān rǎn  “草の緑は染むるに堪え

shuǐ shàng táo huā hóng yù rán 桃の紅は燃えんと欲す”

 

日本語訳がとても美しいのですが、解釈を加えると、

雨にうたれる草の色は、あたり一面を緑あざやかに染め、

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川畔の桃の花は紅あでやかに咲き誇る

 

「宮廷女官若㬢」最終話

14皇子のところで、雍正帝が来るのを待ちながら、若㬢が死ぬ場面です。

 若㬢「外に連れ出して。杏の花は散ったわね?」
14皇子「だが桃は満開で実に美しい」

ここで若㬢が第4皇子(雍正帝)が好きだった王維の詩の一節を暗誦します。

手には第4皇子が好きだと言った木蘭の花を握りしめています。

 

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