《満月》「ミーユエ《芈月传》」オープニング曲 中国語歌詞 ピンイン 日本語解説
《満月》「ミーユエ《芈月传》」オープニング曲の意味
ドラマの主題歌はこのドラマで何を伝えたかったのかを伝える重要な役割をしています。
私は、ミーユエのオープニングで歌われる曲は、
ミーユエが宣太后にまで上り詰めた後、自分をふと振り返った曲だと思います。
青春の恋を胸にしまい、
砂を噛むような思いで荒野を進んできました。
辛いことも、悲しいこともたくさんありました。
長らく別れていた愛しい人と再会もしました。
いっそその人とこの地を離れて2人で幸せになりたいとも思いました。
でもそれも諦めて秦の太后になりました。
それは、この地が統一されて人々が幸せになるために。
《満月》の歌詞の単語解釈について
一从头(トップ)という言葉に頭を捻りました。
离散(離散)を黄歇や義渠君との身を切るような別れと考えました。
そうしてもなお果たしたかった事はと考え、
秦のために太后として君臨し、秦を強国にし、始皇帝の天下統一まで繋げたことから、一从头を太后としました。
《満月》の歌詞
平生留恋
píng shēng liú liàn
一生の思い出の恋を胸にしまい
独步炎凉
灼熱の中を一人歩く
幸有天留一点温情可享
xìng yǒu
tiān liú yī diǎn wēn qíng kě
xiǎng
幸いにも天が少し優しさを私にをくれたから
才能面向
cái néng miàn xiàng
それでようやく前に進むことができた
黄沙千丈
千塵の黄砂の舞い上がる荒野に踏み出す
涌我心海不可量
yǒng
wǒ xīn hǎi bù kě
liàng
溢れ出る私の思いは計り知れず
世间哀愁
幾多の悲しみが
无止无休
止めどなく襲ってきた
离散诀别我来一一从头
lí sàn
jué bié
wǒ lái yī yī cóng tóu
長らく別れていた愛しい人と再会もできたけれど、
それも諦め秦のために秦の太后として頑張ってきました
我愿上苍
私は天に願う
在我之后
zài wǒ zhī hòu
私の後は
让天下骨肉相守
ràng tiān xià gǔ
ròu xiāng
shǒu
世界は一つに(血と肉で)結ばれますように
我心将往
私の心は向かう
玉宇芬芳
yù yǔ fēn fāng
香り高い天へ
爱恨入土方得安详
ài hèn rù tǔ fāng dé
ān xiáng
愛も憎しみも解き放たれて地に入っていく
我心将往
私の心は向かう
烛火之光
zhú huǒ zhī guāng
ほのかに明るく揺らぐろうそくの弱い光へ
满月
mǎn yuè
外を見あげると満月が
格外荒凉
gé wài huāng liáng
冷たく照らしているだけだった