ホジャ・ナスレッディン(Nasreddin Hodja/Hoca)の像
ブハラの大きな池のそばでろばに男性が乗っている像の前で多くの人々が写真を撮っていました。
ガイドさんの話では、彼の右手は「人生は」
彼の左手は「冗談だ、大いなる喜劇だ」
というジェスチャーを示しているそうです。
ホジャ・ナスレッディン(Nasreddin Hodja/Hoca)とは
ホジャ・ナスレッディン(Nasreddin Hodja/Hoca)は中東、中央アジア、南ヨーロッパ、特にトルコで非常に有名な伝説的な人物です。
13世紀頃に実在したとされていますが、彼にまつわる物語は何世紀にもわたって語り継がれてきました。
ホジャとはイスラム教の聖職者の意味だそうです
彼の話は以下のような特徴があります:機知と知恵の象徴ということでしょうか
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- 機知に富んだユーモアと皮肉を通じて人生の教訓を伝える
- 深い哲学的洞察
- 権力者や社会的不正に対する風刺
- 一見愚かに見えるが実は深い知恵を持つ
代表的なエピソードとしては:
- ロバに後ろ向きに乗る話
- 月を井戸から救い出そうとする話
- 鍋が子供を産んだと言い張る話
- お金を貸した相手に「風が持っていった」と言われ、風に対して裁判を起こす話
これらの物語は、トルコ、中央アジア、中東、バルカン半島など広い地域で様々なバリエーションがあります。
ホジャ・ナスレッディンの物語は、批判的思考や道徳的推論を教える教育の場でも使用されているそうです。