さおりん
-
「止」の字の考察 「止」を使った文字「武」「正」そして『止戈为武』
『止』の元々の意味は足の指 止の原義は「足の指」であります。 漢書・刑法志には「左止斬首」という言葉があり、これは左足を切り落とすという意味です 『止』は停止す…
-
茶金(ゴールデンリーフ)の舞台「姜阿新洋楼」に行ってきた
姜阿新とは 茶金(ゴールデンリーフ)は実在の実業家、姜阿新をモデルに描かれました 姜阿新(1901〜1982)は31歳の頃、製茶工場(のちに永光会社と改称)を創…
-
「茶金」なぜ多言語 多言語社会だった台湾に 「国語」が導入され、日本語から中国語に
多言語を使う登場人物 ドラマではいろんな言語が飛び交っていました ヒロイン薏心は父親と話す時は、客家語 KKと話す時は台湾語。 女友達と話す時は日本語。 役人に…
-
「永遠の桃花」主題歌中の「春の泥」とは清朝末期の役人の(我花落ちるとも春の泥になりて次の花を潤す)という詩から来ている
「春の泥」を日本語辞書で調べると 春の、雪解けや霜解けなどによってできたぬかるみ。 季語 春 となっていますが、 中国語で出典を調べると 落花本是无情物,化作春…
-
茶金(ゴールドリーフ)第1話と台湾経済史 インフレとデノミ
茶金(ゴールドリーフ)は茶商の話 台湾ドラマ茶金は、お茶について学べるし、また台湾の近代歴史もわかるのでとても面白いです。 見ながら、あれ、どうしてと思ったこと…
-
纯元皇后の史実と物語の乌拉那拉·宜修(ウラナラセンシュウ)との関係
物語の乌拉那拉·宜修(ウラナラセンシュウ) 纯元皇后の庶出の妹 息子が夭折した際、姉(純元皇后)を寵愛していた皇帝から見向きもされなかったことに腹を立てて 妊娠…
-
果郡王の史実(誠実な性格で芸術を愛していたが雍正帝の妃とは情愛関係なし)「宮廷の諍い女」
果郡王とは 康熙帝の17番目の息子である愛新覚羅胤礼である。 康熙36年(1697年)に生まれ、生母は纯裕勤妃、漢人で宮廷女官出身。 そのため注目されることのな…
-
安陵容(アンリョウヨウ)の死因は「宮廷の諍い女」
安陵容(中国名アンリーロン)は自分の父親を救おうと 安陵容(アンリョウヨウ)の父親が長年不正を働いていた事実が判明し、雍正帝は激怒しました。 必死で嘆願するも聞…
-
「红颜劫」(たとえ自分が傷ついても彼女のために)(愚かなことが繰り返される)「宮廷の諍い女」テーマの考察
恋のためにすべてを捨てる。 たとえ自分が傷ついても、彼女のために多くのことをしたいと願う 果郡王は、他人の目を気にせず華妃の宮から甄嬛 を救い出す 果郡王は、熱…
-
安陵容の生い立ちから生まれた心理的焼印(人が良くしてくれるのは私を利用したいからだ)「宮廷の諍い女」考察
安陵容の父と母 安陵容の母親は、父が賄賂やゴマスリで小さな官吏の職を得るために、 刺繍の仕事をして青春の全てをお金を倹約することに費やしました。 しかし、安陵容…
-
「宮廷女官若曦」主題歌「一念执着」 日本語意訳と歌詞ピンイン
あなたを深く愛するようになった 男:最初に出会った瞬間からあなたを深く愛するようになってしまった そんなのは、蛾が炎に吸い寄せられるような運命となるに決まってい…
-
「宮廷の諍い女」の甄嬛の住まいの碎玉轩の場所と名前の意味
紫禁城地図の碎玉轩 砕玉軒は紫禁城の御花園の北東角にある。外界とは共用の宮門でつながっており、間口は5間、奥行きは1間で、緑色の釉薬瓦で覆われており、鶴山の建築…