2023年1月
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「宮廷の諍い女」甄嬛(しんけい)の実在歴史上のモデルは钮祜禄氏
甄嬛は小説の主人公、モデルは孝圣宪皇后钮祜禄氏 甄嬛(しんけい)(中国語読みはゼンファン)は、2012年に出版された呉学蘭(吳雪岚)(流潋紫)の小説「后宫・如懿…
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「永遠の桃花」主題歌「凉凉」歌詞の意訳とピンイン
「三生三世十里桃花」主題歌「凉凉」 ドラマ「三生三世十里桃花」のミュージックビデオでは、 女は男のすべての思いを止めるために祓台に飛びました。 男は飛び降りる彼…
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「宮廷女官若曦」主題歌における一念執着
一念執着とは 人が誰かや何かに対して強い信念や感情的な執着を持ち、 その執着が持続的で深く、変えたり手放したりすることが難しいこと。 仏教に由来する言葉 原義は…
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楽府「上邪」より第三皇子の愛の詩 (あなたをもっと知りたい、ずっとあなたと共にいたい)「宮廷の諍い女」
美しくて穏やかで、聡明な瑛貴人に出会った第3皇子。 彼女こそは自分の良き理解者だと思った第3皇子は 自分の父親の妃嬪であるのも関わらず恋焦がれてしまいます。 そ…
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「譬如昨日死」第8皇子の言葉の出典は 『命自我立』(自分の欠点を知り正して行く)「宮廷女官若曦」
宮廷女官若曦 第8皇子との最後の別れ 若曦は、紫禁城から出るために、第14皇子に頼み、側室として紫禁城から出ます。 門の外には、第8皇子が待っていて最後の別れを…
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王維 詩中に画あり 『草の緑は 染むるに堪え 桃の紅は 燃えんと欲す』輞川別業 ドラマ「宮廷女官若㬢」
雨中草色綠堪染,水上桃花紅欲然 yǔ zhōng cǎo sè lǜ kān rǎn “草の緑は染むるに堪え shuǐ shàng táo huā hóng …
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六州歌頭·少年侠气 の解説 第14皇子の嘆き(正義感に満ちた自分がなぜ) 「宮廷女官 若曦」
宮廷女官 若曦(步步惊心)最終話 九王奪嫡という康熙帝の世継ぎ争いに負けた第14皇子は、剣舞を舞い、雍正帝にあてつけするために、若曦とわざと親密なふりをして、一…
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萧夷懒 (蕭烏骨里 )の史実 毒殺されたか幽閉されたか、お付きの者は生き埋め
蕭烏骨里の史実 萧夷懒 (蕭烏骨里 )は遼の北府宰相・蕭思温の次女で、蕭燕燕の妹。 景宗は謀反を企てた耶律喜隐を赦免し、宋王(趙王ともいう)とし、蕭烏骨里 と結…
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耶律喜隐の史実 ドラマ通りの慎重さに欠けるけど女も惚れるイケメンだった
耶律喜隐の史実 耶律喜隐(?-981年)、キタイ族、辽の太祖耶律阿保机の孫、耶律李胡の長男で、辽の皇族、官僚。 耶律喜隐は高身長で風格があり、騎射が得意でしたが…
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耶律罨撒葛の史実 景宗と皇位を争ったかどうかは定かでない 最後は病死
耶律罨撒葛の史実 耶律罨撒葛(934年 – 972年)は、上京临潢府(現在の内モンゴル自治区巴林左旗)出身、契丹族。 辽太宗耶律德光の次男、母は靖安…
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「以德配天」とは 君主はただ神に仕えるだけでなく徳を持てという事
「以德配天」とは 西周時代の神権政治の学説。 君主の権力は「天」から授けられる。 これは「天命」とも言われますが、 固定的なものではなく、徳のある者だけが天命を…
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封禅の儀とは 古代中国では天地の神を祀ることのできるのは皇帝のみ
古代中国祭祀の階級区別 古代中国では、祭祀には厳格な階級の区別がありました。 天の神や地の神は天子のみが祭祀することができました。 诸侯大夫は山川を祭祀すること…