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恵文王嬴駟の命を奪った毒虫とは なめてはいけないツツガムシ病 ミーユエ 王朝を照らす月

44話 秦王嬴駟(恵文王)は、ミーユエと共に義渠に向かい、義渠王に秦の臣下となることを同意させました。

この時、解放的な草原でミーユエと一緒に戯れるのですが、私は、秦王嬴駟(恵文王)はそこでツツガムシに刺され、ツツガムシ病になったと思います。

ツツガムシ病はオリエンティア・ツツガムシOrientia tsutsugamushi を起因菌とするリケッチア症であり、ダニの一種ツツガムシによって媒介される病気です。ツツガムシは、主に汚染地域の草むらや藪・森林・河川敷にいます。このような場所で長時間地面に直接寝転んだり、座ったりすると有毒ダニの幼虫に吸着され感染します。

リケッチアは、細菌より小さくウイルスよりは大きく,0.3~0.5マイクロメートル 程度。主に昆虫によって媒介され,生きた細胞内でのみ増殖します。細胞外では増殖できない偏性細胞内寄生細菌のことです。

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パキスタンやアフガニスタンにはいたので、義渠にもいたのでしょう。

潜伏期間は5~14日間(通常およそ1週間)で、発熱、刺し口、皮疹が認められたので、当時診察した医師は、毒虫に刺されたと診断したのでしょう。

現在ですとテトラサイクリンが有効なのですが、当時はなかったので、漢方薬でそれなりに症状を緩和していたのだと思います。

倦怠感と頭痛があったと思いますので、秦王嬴駟(恵文王)はかなり辛かったでしょう。

また末期は、DICを引き起こすので、微小血栓が多発し、進行すると微小循環障害による臓器障害をきたすとともに、凝固因子・血小板が使い果たされるため、出血症状(吐血など)が出現します。

53話では、秦王嬴駟(恵文王)は吐血して倒れてしまいました。

54話で、崩御しています。

 

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