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若曦のつぶやき「牡丹亭」評価されずに朽ち果てる無念

蒙古塞外遠征での宴席の後、若曦は「牡丹亭」の1句をつぶやきます。

「牡丹亭」最初部分のあらすじ

高官の家柄に生まれた十六歳の、美しい少女がいました。

両親からは家の裏庭にさえ出ることすら許されていませんでした。が、

ある日両親の留守に侍女から裏庭に出ようとそそのかされます。

裏庭は春まっさかり、鳥がさえずり花が咲き乱れています。

彼女は庭を巡りながら春の美しさに感動します。

「世界はこんなにも美しい…それなのに私は家に閉じ込められている…」

若曦のつぶやき部分その1

原来姹紫嫣红开遍,似这般都付与断井颓垣

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このような花々が咲き誇る魅力的な春の色彩は評価されることなく、
壊れた井戸や朽ち果てた城壁に囲われるばかりだ

若曦のつぶやき部分その2

良辰美景奈何天,赏心乐事谁家院
そして、楽しい時間も美しい景色も、どうしようもなく色あせていく。
咲き乱れた花園もいつか荒れ果ててしまう
目の前に佳景が広がれど、わが心に喜びはない
春の庭の美しさも自分の美しさも誰に見られるわけでなく色褪せていく無念さを吐露します。

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