4月30日、引き続きヒヴァ観光です。
オリエントスターホテルは神学校を改装したもの
オリエントスターホテルは、19世紀のムハンマド・アミン・ハン・マドラサ(Mukhamed Aminkhan Madrassah)新学校の建物を改装したホテルです。
ヒヴァで最大規模の運営されていたマドラサで、最大250名の学生を収容していました。
イスラム教の宗教的教育を行う学校でこの建物では、学生たちが宗教学を学び、小さな個室(学生寮)で生活していました。現在のホテルの客室は、かつて学生たちが使用していた部屋を改装したものだそうです。
2000年に修復工事が行われ、現在はホテルとして必要な設備を整えて営業しています。
宿泊者は、装飾やアラビア書道で飾られた歴史的な雰囲気を体験できます。
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中庭まで観光客は入ることができます。
装飾がとても美しいです。
また、神学生の食堂は、宿泊者専用で観光客は中には入れません。
中庭を囲んで神学生たちの部屋があります。
ソヴィエト時代
中庭に出ると、風が気持ちよく、ここに泊まりたいなあと言ったら、ガイドさんからソヴィエト時代ここで処刑が行われたのですよと言われ怖くなりました。
このマドラサは1924年に非宗教化され、その後1930年に刑務所として使用されました。
ソヴィエト時代の中央アジアでは大規模な弾圧が政治的反対者、知識人、宗教指導者に対して行われましたそうです。