さおりん
-
秦 恵文王 贏駟(紀元前337ー311在位)東方進出と六国分割戦略の鍵を握る ドラマ:ミーユエより
贏駟の意味は 贏駟とは黒い馬という意味です。 実際の恵文王は逞しく、勇猛果敢で戦では疾風の如く駆け巡ったので失踪する馬と呼ばれていました。 恵文王とは亡くなった…
-
ミーユエ44話 恵文王贏駟(在位BC337ー331)はまず義渠を足止めして魏を攻める そして義渠を支配下におく
義渠は、現在の陝西省北部、甘粛省中北部、寧夏を占領していた当時有力な遊牧民族政権でした。 騎馬民族ならではの機動力で秦国の国境を略奪し、秦の国内まで侵攻していま…
-
楼煩国とは 趙に与えた影響 中華社会の戦争方法が変わる コウラン伝5話
コウラン伝5話に出てきた楼煩について 王妃の女官にコウランが陥れられそうになります。 その女官はかつて趙に滅ぼされた楼煩の貴族であったという設定だったので、楼煩…
-
コウラン伝12話 秦に攻められた韓は上党を趙にわたし、趙と秦を戦わせて生き延びようと考える
秦に4年間攻められ韓は困っていました。秦の軍隊が、上党の地に迫ると、韓は一旦は、秦に上党の地を渡して和睦しようかと考えましたが、上党の地を秦に渡して和睦したとこ…
-
里防制とは 唐の都市計画 宋時代の商品経済の発展により、時代に合わなくなる 孤城閉6話
長安の街は住宅街と商業区がわかれていた 中国古代都市は住宅地としての複数の囲われた「里」と、商業や手工業は地区である「市」に分けられていました。 支配者の宮殿や…
-
衮冕とは 大廟に入る皇帝の正装 劉娥は皇帝にしか入れない大廟に入りたいと仁宗に難題を押し付ける 孤城閉6話
衮冕とは 衮冕は、古代中国の皇帝の正装であり、祭天や宗廟などの重要な祝典の際に着用される礼服です。 衮衣と呼ばれる衣服と、冠である冕(礼帽)からなっています。 …
-
ミーユエ25話 魏は楚と秦を仲違いさせ義渠と挟み撃ちにしようと考える
魏は、まず、秦と楚の同盟をこわし、秦を孤立させた上で義渠と結んで秦をせめようしました。 そのために、楚から来た夫人を殺害しようとしたり、後宮では、楚から来た夫人…
-
和氏の壁 故事とその教訓をどう考えるか 張儀曰く石より人が大切 ミーユエ37話
壁とは 壁とは、形状は円盤状で、中心に円孔を持つ玉のことをいいます。 璧は日月を象徴する祭器として、祭礼用の玉器のうち最も重要なものとされました。 画像は台北故…
-
故宮博物院 玉冊 北宋真宗大中祥符元年 の説明と「敬天法祖」「以德配天」とは
以下は故宮博物院の北宋玉冊の説明文の和訳です。 玉冊は、古代の書写に用いられた竹簡を模した玉の冊子です。この玉冊は、北宋真宗が大中祥符元年(1008年)に泰山の…
-
ミーユエ23話 合従連衡 張儀、合従を崩す 斉と楚の同盟を壊す
張儀は楚に対し商・於の地六百里四方 『商于六百里 shāng yú liù bǎi lǐ』を割譲するから、斉との同盟を破棄して欲しいと口頭で申し入れました。 商…
-
ミーユエ10・11話 合従連衡 張儀による合従崩し 魏と楚の仲をさく
「合従」とは、中国,戦国時代に,蘇秦(そしん)が唱えた,秦(しん)に対抗するための攻守同盟のことです。韓・魏(ぎ)・趙(ちよう)・燕(えん)・楚(そ)・斉(せ…
-
大宋宮詞47話 封禅(ほうぜん)の儀で使われた玉冊が台北の故宮博物院にあった
封禅(ほうぜん)の儀を執り行うため、趙恒(ちょうこう)ら一行は泰山(たいざん)に到着します。 封禅の儀式で使われた玉冊が台北の故宮博物院にありました。 宋 真…