さおりん
-
九錫(きゅうしゃく)の意味 読み方 有名な九錫の例とそれを断った人 大宋宮詞
九錫とは 九錫(きゅうしゃく)とは、皇帝より臣下に下賜された、9種類の最高の恩賞の事です。 これらのものは通常は天子にのみ使用が許されたものなのですが、これらの…
-
ドラマ解憂かいゆう 前漢・武帝は匈奴を挟み撃ちするため烏孫と政略結婚を画策 烏孫の細君公主の悲しみの歌と次の和親公主劉解憂の活躍
烏孫との計略結婚 前漢、武帝の時代。 西域のトルコ系の民族の国家・烏孫の国へ、漢から政略結婚で紀元前105年細君公主が嫁ぎました。 細君公主は、年老いた王とは…
-
大宋宮詞43話 加冠の儀式は男性の成人式
43話では宋代の加冠の儀式の再現を見ることができます。通常ですと加冠の儀式は、男子20歳頃らしいのですが、受益(天命を受け、国と民に利益をもたらすという願いを込…
-
ドラマ解憂8・9話 匈奴から烏孫に来た姫と漢から来た和親公主の物語 草原の道と絹の道
烏孫の王は、匈奴と漢から同じ日にお嫁さんを迎えました。 匈奴からきたお嫁さんは草原の道(毛皮の道)を通って烏孫にやってきたと思います。紫の線で書きました。 カラ…
-
劉解憂 前漢時代 西域の烏孫に嫁いだ実在の和親公主 テレビドラマ解憂と史実
テレビドラマ 解憂が生まれるまで テレビドラマ 解憂(かいゆう)~西域に嫁いだ姫君~ は中国前漢の時代、実際に西域に嫁いだ和親公主劉解憂(前120年 ̵…
-
書経 牧誓 牝鶏晨す(ひんけいあしたす)めんどりが時を告げると国が滅ぶ 大宋宮詞42話
女は政治に口を出してはならぬ 大宋宮詞42話では、江南(こうなん)の干魃(ばつ)について話し合いが行われていました。 なかなか良い案が出なかったのですが、劉娥は…
-
大宋宮詞39話 「友悌図」とは?唐代の兄弟愛を描いた絵画
曹鑑(そうかん)の屋敷で古希の祝いが盛大に執り行われました。宴席のさなか、孔明灯(こうめいとう)を飛ばしたところ、皇宮の内蔵庫(ないぞうこ)に引火してしまいます…
-
漢書宣帝紀によれば皇帝の徳が高ければ天から甘露が降る 故に劉娥は甘露を飲むドラマ大宋宮詞35話
劉娥は安産祈願のために訪れた寺で民衆を謁見した際、ある女性から「男児を授かる」と甘露(かんろ)を渡されました。 危険を感じた楊美人に口にすることを止められました…
-
大宋宮詞 32話 天書が降ったって本当?趙恒の年号大中祥符とは?黄鶴楼の由来とは?
天書が降ったって本当? 遼とセン淵の盟を結んだことで宋王朝の権威が失墜したと考えた宋王朝官吏は、鶴が飛来して火玉と天書を落とすというショーを行なった。 天書には…
-
燕雲台41話 耶律賢の遺言『大学之道、在明明徳、在親民、在止於至善』の意味とは
耶律賢は死期の迫った床から長男を呼び、将来明君になるために次の言葉を胸に刻めといい残します。 大学之道、在明明徳、在親民、在止於至善。 dà xué zhī d…
-
大宋宮詞32話 大学・中庸の名言「格物知至」とは何を意味するか?
子供のいない趙恒(ちょうこう)は冀(き)王・元フンの子供たちの様子を見に行く。そこで冀(き)王・元フンの三男が大学を一生懸命暗唱しているのを聞きます。「格物知至…
-
下関 料亭春帆楼 日清講和記念館で出会った李鴻章の書に感慨に耽じた
なぜ下関で講和条約が結ばれたのか 下関が講和会議の地に選ばれたのは、日本の軍事力を誇示できる最適な場所であったからだそうです。日本の近代軍船が狭い海峡を通過する…